今回は段ボールの基礎知識①に続き、段ボールの種類と構造について紹介します。

段ボールの種類

段ボールの構成は、表ライナー+中芯+裏ライナーの3層構造からなります。その構成で段(フルート)を作り、緩衝材としての効力を持たせています。この段の組み合わせにより、以下のように分類されています。

 

  • 片面段ボール:1枚のライナーに波形状の中芯を貼り合わせたもの
  • 両面段ボール:片面ダンボールに、表のライナーを貼り合わせたもの
  • 複両面段ボール:両面ダンボールの片側に、中心の細かい片面段ボールを1枚貼り合わせたもの
  • 複々両面段ボール:複両面段ボールに片面段ボールを貼り合わせたもの

段(フルート)の種類

段(フルート)は厚みや波形状の数などによって区別され、必要とされる強度や用途によって使い分けられます。

段の種類 段の数※ 段の高さ 用途
Gフルート 180以上 約0.5㎜ 個装用・内装用
Fフルート 120以上 約0.6㎜
Eフルート 80以上 約1.5㎜
Cフルート 40±2 約4㎜ 外装用
Bフルート 50±2 約3㎜ 外装用・内装用
Aフルート 34±2 約5㎜ 外装用

※一定の長さ(30㎝)にある波の数

段ボールの特殊加工

段ボールは表面に様々な加工を施すことで特殊な機能を持たせることが可能です。その一部をご紹介します。

  • 撥水加工・・・段ボールの表・裏のライナーに撥水処理を施す加工です。一時的に雨の水滴を弾いたり、冷蔵庫などの湿気のある環境で極端に強度が落ちるのを防ぐ効果があります。しかし長時間の雨や湿気に晒されるような場合にはあまり効果が得られません。野菜や冷凍・冷蔵食品、生花などの発送に使用されます。
  • 耐水加工・・・耐水加工は、表・裏のライナー以外に、中芯や接着剤にも、耐水の処理を施しています。撥水加工よりも水に強く、鮮魚や農産物などの冷凍・冷蔵発送など、輸送中に箱に水濡れの心配のある場合に使用されます。

その他、段ボールに関する疑問や質問などがございましたら、お気軽に問い合わせください。

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