アイスクリームやケーキなどを持ち帰る時に使うドライアイス。実は物流においてもよく使用されることのある保冷剤です。今回はドライアイスについて簡単にご紹介します。

ドライアイスの特徴

  1. ドライアイスとは・・・二酸化炭素(炭酸ガス)を固体にしたもの
  2. 融点は「-78.9 ℃」
  3. 1kgで約630KJの冷却力 (同じ重さの氷の約2倍、同じ容積の約3倍)

ちなみに、ドライアイスの煙が白く見えるのは、「気化した二酸化炭素によって空気中の水蒸気が冷やされ、水のつぶになって霧のようになる」からと言われています。

 ドライアイスの製造方法

製油所やビール工場などから発生した副産物としての二酸化炭素を用意し、特殊な装置で加圧圧縮して冷却することで、二酸化炭素の液体を作ります。次に、この二酸化炭素の液体に急速に圧力をかけて、気化熱を奪うことで粉末状の固体になります。これがドライアイスであり、その後プレス機でブロックなどの形状にしていきます。

ドライアイスの現在

冷凍食品・医薬品・検体などの低温輸送や機械の冷却、テレビや舞台の演出用など、様々な業界でドライアイスは活躍しています。

そんなドライアイスですが、昨今の物流業界においては、①価格高騰、②製造量減による安定供給の不安の2点から「使用量の削減」や「代替品への切り替え」が検討されています。

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