医薬品の冷凍輸送用保冷箱をご採用いただきました。

 ドライアイスから保冷材への切り替えが実現

今回、保冷箱をご採用いただいたユーザー様では、5℃の冷蔵車を使用した3拠点間の輸送を、大量のドライアイスを使用した集合梱包で行っていました。

そのため輸送のたびにドライアイスを購入しなければならず、輸送コストがかさんでいました。さらに、小口での輸送のニーズも発生しており、輸送方法の見直しを検討されていました。

そこで高性能な保冷ボックスであるV-BOXに切り替えることをご提案しました。今までできなかった小分け梱包が可能になり、さらに、保冷ボックスの断熱性能が向上したことで、リターナブル可能な保冷剤での冷凍輸送も可能になりました。

これによって、輸送ごとのドライアイス購入費用を削減することができました。

さらに保冷剤の凍結用治具もご提案

今回、ドライアイスから保冷剤への切り替えも実現しましたが、同時に専用凍結庫と、保冷剤凍結用の治具もご提案させていただきました。

高性能

お客様の方で実験していただいたところ、実際の輸送条件下で100時間以上、夏季を想定した温度環境下(約28度)でも72時間以上希望温度(-20℃以下)を達成し、保冷性能を高くご評価いただきました。

仕様

仕様  外装:アルミフィルム
断熱材:XPS+真空断熱材
 サイズ(mm)  560x450x350H
PCM  ―25℃タイプ