段ボールの組仕切りも少し工夫をすることで、様々な機能を持たせることが可能になります。今回は、少し変わった段ボールの組仕切りの設計事例を紹介します。

背景

化学薬品の製造 販売を手掛けているメーカー様から相談を受け提案しました。
スプレーボトルは、輸送中の振動でヘッドが回転し、中身が漏れてしまうことがあります。そのため、シュリンク包装を行ってから梱包することが多いのですが、今回はシュリンク包装なしでも安全にスプレーボトルを輸送できる段ボール仕切りを提案しました。

特徴

組仕切りのコーナー部分に切り込みを入れ、スプレーボトルのヘッドを固定できる形状にしています。
また、ヘッドの固定場所をマスのコーナー部分にしたことで、梱包後の体積を最小限にしています 。

ここがポイント「仕切りにヘッドの固定機能を追加」

シュリンク包装なしでも安心して輸送可能

シュリンク包装が不要になったことで、梱包費用の削減効果も!