段ボール製の固定緩衝材の設計事例をご紹介します。1枚の段ボールシートを折り曲げていくことで、発泡スチロールの代替として使用可能な緩衝材が出来上がります。

背景

室内・外のアルミ建材、オフィス家具の製造販売を手掛けているメーカー様から相談を受け提案しました。新製品であるアルミ製の支柱を発送する際に、製品を固定するための緩衝材として、コの字にカットした発泡スチロールで上下から挟み込んで固定する方法を検討されていました。(1個の梱包に発泡スチロールが4個必要)しかし、コストが高くなってしまうので、もっと安くなる方法を模索されていました。そこで、段ボール製の固定緩衝材を提案し、ご採用いただきました。

ポイント! 1枚の段ボールシートが固定緩衝材に

1枚の段ボールシートを折り曲げることで、固定緩衝材として使用できます。発泡スチロールの場合と比較して、コストは約1/4(75%ダウン)になりました。

ロック機構があるので、テープレスで固定可能

仕様

サイズ 140x140x50(組み立て後)
材質 B/F段ボール